三井住友海上自動車保険の料率クラスについて
三井住友海上自動車保険の料率クラスについて解説していきたいと思います。
三井住友海上に限った話ではありませんが、自動車保険では車両ごとに決められた料率クラスというものに基づいて保険料が算出されるようになっています。
以前は車両保険のみの適用だったのですが、最近ではすべての補償で料率クラスが適用されるようになりました。
三井住友海上の公式サイトでは料率クラス制度について「自家用(普通・小型)乗用車の保険料について、ご契約のお車の型式ごとの事故発生状況等に基づき決定された料率クラスを適用する仕組みです。料率クラスは、1~9クラスの9段階で、補償の種類(対人賠償・自損傷害、対物賠償、人身傷害・搭乗者傷害、車両)ごとに決定されます。」と記載されていました。
保険料はこの料率クラスの数字が大きいほど高くなるようになっています。
この料率クラスというものは簡単にいえば事故を起こすリスクで、数字が高いものほど保険金の請求が多い、つまり事故を起こしている割合が多い車ということになります。
料率クラスは1年ごとに見直されるようになっており、事故が少ない場合は数字が低くなることもありますが、事故が多ければもちろん数字は大きくなります。
販売されてから数年が経過している場合は料率クラスは安定してきていますが、販売間もない車だと変動しやすくなっています。
参考までに2015年から2016年で販売ランキングトップ10の料率クラスを掲載しておきたいと思います。
基準となる数字は4で、それより高ければ事故率が高くそれより低ければ事故率が低いと考えてください。
契約する側がどうやっても料率クラスには影響ないのであくまでそんなものなんだと思っていただけると幸いです。
どうしても保険料を抑えたいという方はこの料率クラスを参考にクルマ選びをするのもありだと思いますよ。