三井住友海上と三井ダイレクト自動車保険の違い
三井住友海上と三井ダイレクト自動車保険の違いを詳しく解説していきたいと思います。
三井住友海上と三井ダイレクトの自動車保険は共にMS&ADインシュアランスのグループ会社になります。
そのため両者を混同してしまう方がたくさんいるのですが、この2つの会社は全くの別物なので気をつけましょう。
余談ではありますがあいおいニッセイ同和損保も同じグループに属しており、三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保が別物なように三井ダイレクトも別物なのです。
そもそも三井住友海上と三井ダイレクト自動車保険では契約形態から異なっており、三井住友海上は代理店型自動車保険なのに対して三井ダイレクトは通販型自動車保険に分類されています。
東京海上日動のグループ会社であるイーデザイン損保は東京海上日動のネットワークを利用して事故対応などを行うとなっていますが三井住友海上と三井ダイレクトも同じような関係であるようです。。
三井住友海上と三井ダイレクト自動車保険の最大の違いはやはり保険料でしょう。
代理店型である三井住友海上は他の保険会社と比較しても保険料が割高になる傾向にあります。
それに対して三井ダイレクトは通販型自動車保険であるため保険料を安く抑えることができるようになっています。
両者を比較すると2,3万円の差がつくことも珍しくないでしょう。
補償に関しては代理店型である三井住友海上の方が手厚くできるようになっていますが、やはりその分保険料は高くなるでしょう。
三井ダイレクトも通販型の中ではわりと補償が手厚くなっているので、感覚的には三井住友海上の補償内容から補償が重複するようなものをなくしていったような感じになっています。
事故対応に関しては担当者の質などもあり運に左右されることもあるのでどちらがいいかここで言及することはできませんが、三井ダイレクトとの事故対応が三井住友海上に劣っているということはないと思います。
ロードサービスに関してはオプションでつけることができる特約の面で三井住友海上の方が手厚い補償になっていますが、これが必要かどうかは人によるでしょう。
つまり何が言いたいかというと、それぞれの保険にメリットとデメリットがあるため加入を検討しているならよりライフスタイルにあった保険を選んだほうがいいということです。
保険に関して知識がなく担当者についてもらって話をよく聞きたいという方は三井住友海上の方がいいと思いますし、担当者は不要で保険料を安く抑えたいと思っているかたは三井ダイレクトの方がいいでしょう。
何を重視するかによってどちらがいいかは変わってきますので、しっかりと検討したうえで加入する保険会社を決めてください。