三井住友海上自動車保険の年齢条件について
三井住友海上自動車保険の年齢条件について詳しく解説していきたいと思います。
自動車保険は補償を受けることができる年齢に制限を設けることで保険料を抑えることができるようになっています。
年齢条件はほとんどの保険会社で「全年齢補償」「21歳以上補償」「26歳以上補償」「30歳以上補償」「35歳以上補償」が採用されており、「30歳以上補償」と「35歳以上補償」はどちらか一方が導入されています。
三井住友海上では以前は上記の5つ全てで区分けを行っていましたが2011年ごろに30歳以上補償が廃止され35歳以上補償でも年齢によって細かく分けられるようになりました。
例えば同じ35歳以上補償でも年齢が50歳と60歳では保険料が変わってきます。
どのように変わるかはその年代の事故率と比例しており、事故率が高い世代になると保険料も高くなっていきます。
各年齢条件の割引率についてですが、これについては公式サイトや約款を見ても見つけることはできませんでした。
ただ他社で年齢条件だけを変更して見積もりと取ってみたところ、全年齢補償と21歳以上補償はかなり保険料が高くなり26歳以上補償からはがくんと保険料が安くなるという感じでした。
中でも全年齢補償は飛びぬけて高くなっており、21歳以上補償の倍ぐらいの値段で車両保険をつけると30万円を超えるところもあったので特に等級が低いうちは少しでも年齢条件が高くないと加入すること自体が厳しいでしょう。
実際に見積もりをとってみないと何とも言えませんが、三井住友海上に新規で加入しても26歳以上補償にできるなら10万円を少し超えるぐらいで加入できると思います。
公式サイトから見積もりをとることはできないため実際どれくらいの保険料になるのか知りたい方は代理店に行くかカスタマーセンターに電話して見積もりをとってみてください。
なお年齢条件は車を運転する一番若い人の年齢に合わせる必要があるので、子供が運転するということになったら子供の年齢に合わせるようにしてください。
子供がまだ20歳ぐらいで全年齢補償にしなければならないという方は、三井住友海上にはありませんが子供特約を利用することで保険料を抑えることができると思います。
子供特約はセゾン火災保険か全労済にしか残っていないので興味のある方はそちらも検討してみてください。