三井住友海上自動車保険の自損事故に対する補償は?
三井住友海上自動車保険の自損事故に対する補償はどうなっているのでしょうか?
自損事故というのは相手がおらず単独で電柱やガードレールなどにぶつかってしまった時のことをさします。
そのため自損事故で保険金が支払われるのは対物賠償保険、人身傷害保険、車両保険の3つになります(厳密に言うとその他の保険や特約も入りますがここでは割愛します)。
対物賠償保険では車がぶつかってしまい壊れた物がある場合に保険金が支払われることになります。
例えば壁にぶつかってその壁が壊れてしまったり、ガードレールが折れ曲がってしまったり、コンビニに突っ込んで店舗が破損してしまったりした時などに補償してもらえます。
基本的には無制限にしていることがほとんどだと思われるのでこれはあまり問題にはならないと思います。
三井住友海上の自動車保険には人身傷害補償が基本補償の中に含まれているのでけがをした時は自分の保険で補償してもらうことができるようになっています。
また三井住友海上では搭乗者傷害(入通院/2区分)特約も基本補償の中に含まれていますので、入院または通院した場合に、入院または通院の合計日数が5日未満であれば1万円、5日以上になれば10万円を医療保険金として支払ってもらうことができるようになっています。
続いて車両保険に関してですが、車両保険には一般車両保険と補償範囲を狭くして保険料を安くした車対車限定があり、三井住友海上では車両危険限定特約をつけると車対車限定となります。
車対車限定では自損事故など相手が車でない時は補償の対象外となってしまうため、これをセットしている場合は自損事故では補償されなくなってしまいます。
一般車両保険に加入している場合は自損事故でも問題なく補償してもらうことができるため、修理費用が高くなりそうな時は利用しましょう。
ただし車両保険を利用すると等級が3段階下がることになりその分保険料も上がってしまうため注意してください。
自損事故を起こしてしまった場合は慌てずまずは保険会社に連絡を取り可能な限り現場を保存しておいて、アジャスターの方にきちんとした現場検証を行ってもらいましょう。
でないと傷によっては今回の事故でできたものではないといわれることもあるようなので、そうならないようにきちんと事故を起こした時の状況を正しく伝えるようにしてくださいね。